環境マネジメント
基本方針
アドバンテストグループは事業活動を通じ、社会の持続可能な発展に貢献します。
さらに、「地球環境を大切にする」という基本姿勢に基づき、社会に信頼される企業として、全員参加で、環境保全活動に積極的に取り組みます。
アドバンテストグループ環境方針
- 環境マネジメントの推進
環境マネジメントシステムを維持し、事業活動と環境効率を両立させたグローバルな環境保全活動を推進します。 - お客様の環境負荷低減
省エネルギー、リサイクル性向上、有害物質の排除を行い、製品の材料調達から廃棄までのライフサイクルを考慮の上、お客様の環境負荷低減に貢献するグリーン製品やサービスを提供します。 - 事業プロセスの革新
事業活動におけるプロセスを革新し、環境に配慮したもの作りを目指し、継続的な改善活動を推進します。 - 生物多様性の保全
事業活動が生物多様性に与える影響を把握し、生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用に努めます。 - 環境関連法令の遵守、汚染防止
環境関連法令および自ら定めた事項を遵守し、環境汚染と健康被害を予防します。
2015年4月1日改定
アドバンテストグループ生物多様性行動指針
アドバンテストグループでは、生物多様性がつくり出す自然の恵みに感謝し、生物多様性が豊かで健全な社会を支える大切な存在であるという認識のもと、生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用に取り組んでいきます。
- 環境影響の把握
自らの事業活動の全ライフサイクルの中で、生物多様性へ著しい影響を与える側面を把握・評価し、共有します。 - 生物多様性への理解
事業活動や日常生活の中で、生物多様性に配慮した行動を行うことのできるよう、全従業員に対し、生物多様性についての理解と意識の向上を図ります。 - 環境影響の低減
効果の高い施策を検討し、継続的に実施することで、自らの事業活動が、生物多様性に与える影響を低減します。 - ステークホルダーとの連携
行政や教育機関、NPO、地域住民、取引先など、さまざまなステークホルダーと連携を図り、生物多様性保全活動を推進します
2011年4月1日制定
推進体制
アドバンテストグループは、グローバルに環境経営を推進するための体制を構築しています。
環境マネジメント推進体制図
ISO14001認証の取得
アドバンテストグループは、日本国内のオフィス・研究・開発・生産拠点で、統合ISO14001の認証を取得しています。また、海外拠点においては、各国の法規制に基づいた環境マネジメントシステムを構築し、ISO14001の認証を取得しています。各国においてISO14001という統一規格のもと、エネルギーの使用削減、廃棄物発生の抑制、グリーン製品の開発・提供等、事業活動に伴う環境負荷低減に向けた取り組みを推進しています。
ISO14001認証取得状況
会社名 | (事業所) | 認証取得年月 | 登録証(写) |
---|---|---|---|
株式会社アドバンテスト*1 | 2000/8(統合認証) | ||
本社事務所 | (2009/11) | ||
西事務所*2 | (2010/12) | ||
アドバンテスト研究所/仙台工場 | (2000/2) | ||
群馬R&Dセンタ | (2002/4) | ||
埼玉R&Dセンタ | (2003/10) | ||
北九州R&Dセンタ | (2003/3) | ||
群馬工場 | (1998/4) | ||
*1 事業所内の関係会社を登録範囲に含む *2 西事務所:2015年3月31閉鎖 | |||
Advantest America, Inc. | 2008/10 | ||
San Jose, U.S.A. | |||
Advantest Europe GmbH | 2008/4 | ||
Munich, Germany | |||
Amerang, Germany | |||
Boeblingen, Germany | |||
Advantest (Singapore) Pte. Ltd. | 2008/6 | ||
Advantest (M) Sdn. Bhd. (Penang - Malaysia) | 2008/9 | ||
Advantest Korea Co., Ltd. | 2008/7 | ||
Advantest Taiwan Inc. | 2006/12 | ||
Advantest (China) Co., Ltd.*3 | 2008/5 | ||
Advantest (Suzhou) Co., Ltd. | |||
Advantest Technology (Shanghai) Co., Ltd. | |||
*3 上記関係会社を登録範囲に含む |
内部環境監査の実施
アドバンテストグループでは、各事業所における環境マネジメントシステム運用について内外のコンプライアンス順守確認はもとより、環境負荷低減活動の定期的な内部環境監査を実施しています。2014年度に実施した定期内部環境監査では、地球環境への影響が大きいCO2 削減に関する改善活動における効果を確認しました。また、コンプライアンス違反も見られませんでした。今後も環境パフォーマンスの向上に注力し、環境マネジメントシステムの継続的な改善に努めていきます。
環境教育の基本方針
環境保全活動を推進するためには、社員一人ひとりが、環境問題を常に身近な問題であると意識し、事業活動や家庭生活のなかで、自分に何ができるのか、何をするべきかを考え、実行に移すことが必要です。アドバンテストは、この方針に基づき、環境に対する意識の啓発や、思考・実践力の啓発を目的とした環境教育を実施しています。
環境教育プログラム一覧
- 新入社員研修
- 内部環境監査員教育
- 化学物質 - 教育
- 環境VE提案の募集
- 森林保全活動
対象者(名) | 受講者(名) | 受講率(%) | |
---|---|---|---|
国内 | 2,702 | 2,702 | 100 |
海外 | 2,046 | 1,865 | 91.2 |
全体 | 4,748 | 4,567 | 96.2 |
e-learningの導入
e-Learning 画面
アドバンテストは、e-learningによる教育システムを導入しています。時間や場所に左右されず、繰り返し学習することができる環境を整えるとともに、受講状況や受講結果の管理などの効率化を図ることができました。
2014年度のISO14001一般教育では、国内ではe-learningを実施、海外では環境方針の教育を実施しました。