環境マネジメント
基本方針
アドバンテストグループは事業活動を通じ、社会の持続可能な発展に貢献します。
さらに、気候変動対策や生物多様性保全などの環境保護およびエネルギーや水資源などの持続可能な利用に努め、社会に信頼される企業として、全員参加で、以下の項目の環境保全活動に積極的に取り組みます。
アドバンテストグループ環境方針
- 環境マネジメントの推進
環境マネジメントシステムを維持し、事業活動と環境効率を両立させた環境目標を設定し、グローバルな環境保全活動を推進します。 - お客様の環境負荷低減
省エネルギー、リサイクル性向上、有害物質の排除を行い、製品の材料調達から廃棄までのライフサイクルを考慮の上、お客様の環境負荷低減に貢献するグリーン製品やサービスを提供します。 - 事業プロセスの革新
事業活動におけるプロセスを革新し、環境に配慮したもの作りによる環境パフォーマンスの継続的改善を推進します。 - 環境保護と資源の持続可能な利用
事業活動が環境に与える影響を把握し、気候変動対策や生物多様性保全などの環境保護およびエネルギーや水資源などの持続可能な利用に努めます。 - 環境関連法令の遵守、汚染防止
環境関連法令および自ら定めた事項を遵守し、化学物質や廃棄物などによる環境汚染と健康被害を予防します。
2017年4月1日改定
推進体制
アドバンテストグループは、グローバルに環境経営を推進するための体制を構築しています。
環境マネジメント推進体制図
ISO14001認証の取得
アドバンテストグループは、日本国内のオフィス・研究・開発・生産拠点で、統合ISO14001の認証を取得しています。また、海外拠点においては、各国の法規制に基づいた環境マネジメントシステムを構築し、ISO14001の認証を取得しています。各国においてISO14001という統一規格のもと、エネルギーの使用削減、廃棄物発生の抑制、グリーン製品の開発・提供等、事業活動に伴う環境負荷低減に向けた取り組みを推進しています。
また、2015年度から各拠点でISO14001:2015への移行対応を推進し、2017年4月から2015版の運用を開始し、2018年までに移行を完了させる計画です。
ISO14001認証取得状況
2017年3月31日現在
会社名 | (事業所) | 初回認証取得年月 |
---|---|---|
株式会社アドバンテスト(事業所内の関係会社を含む) | 2000/8(統合認証) | |
本社事務所 | (2009/11) | |
アドバンテスト研究所/仙台工場 | (2000/2) | |
群馬R&Dセンタ | (2002/4) | |
埼玉R&Dセンタ | (2003/10) | |
北九州R&Dセンタ | (2003/3) | |
群馬工場 | (1998/4) | |
Advantest America, Inc. | 2008/10 | |
San Jose, U.S.A. | ||
Advantest Europe GmbH | 2008/4 | |
Munich, Germany | ||
Amerang, Germany | ||
Boeblingen, Germany | ||
Advantest (Singapore) Pte. Ltd. | 2008/6 | |
Advantest (M) Sdn. Bhd. (Penang - Malaysia) | 2008/9 | |
Advantest Korea Co., Ltd. | 2008/7 | |
Advantest Taiwan Inc. | 2006/12 | |
Advantest (China) Co., Ltd.(下記関係会社を認証範囲に含む) | 2008/5 | |
Advantest (Suzhou) Co., Ltd. | ||
Advantest Technology (Shanghai) Co., Ltd. |
Bureau Veritas
認証書(写し)
(株)アドバンテストのISO14001認証範囲 2016年12月現在
適用規格 | ISO14001:2004 |
---|---|
認証番号 | 3640963 |
認証範囲 | 半導体・部品テストシステム、メカトロニクス関連製品の研究・開発・設計・製造及びサービス(修理) |
認証機関 | ビューローベリタスサーティフィケーションホールディングSAS |
初回認証日 | 2000年12月8日 (1998年4月21日群馬工場でISO14001:1996を認証取得) |
統合認証日 | 2000年12月8日に現在のアドバンテストグループとして統合 |
対象事業所 | 群馬R&Dセンタ、本社事務所、埼玉R&Dセンタ、群馬工場、北九州R&Dセンタ、アドバンテスト研究所・仙台工場 (各事業所内の関係会社を含む) |
内部環境監査の実施
アドバンテストグループでは、各事業所における環境マネジメントシステム運用について内外のコンプライアンス遵守確認はもとより、環境負荷低減活動の定期的な内部環境監査を実施しています。2016年度に実施した定期内部環境監査では、環境マネジメント(EMS)の運用に対する重大欠陥は認められませんでした。指摘件数は昨年度に比べ増加しているものの、全ての項目について是正措置が実施されています。今後も環境パフォーマンスの向上に注力し、環境マネジメントシステムの継続的な改善に努めていきます。
環境教育の基本方針
環境保全活動を推進するためには、社員一人ひとりが、環境問題を常に身近な問題であると意識し、事業活動や家庭生活のなかで、自分に何ができるのか、何をするべきかを考え、実行に移すことが必要です。アドバンテストは、この方針に基づき、環境に対する意識の啓発や、思考・実践力の啓発を目的とした環境教育を実施しています。
環境教育プログラム一覧
- 新入社員研修
- 内部環境監査員教育
- 化学物質 - 教育
- 環境VE提案の募集
- 森林保全活動
対象者(名) | 受講者(名) | 受講率(%) | |
---|---|---|---|
国内 | 2,616 | 2,616 | 100 |
海外 | 2,066 | 2,047 | 99.1 |
全体 | 4,682 | 4,663 | 99.6 |
e-learningの導入
e-learning 画面
アドバンテストは、e-learningによる教育システムを導入しています。時間や場所に左右されず、繰り返し学習することができる環境を整えるとともに、受講状況や受講結果の管理などの効率化を図ることができました。
2016年度のISO14001一般教育では、国内、海外ともにe-learningで実施しました。