取引先との取り組み
グリーン調達/製品含有化学物質規制への取り組み
アドバンテスト・グループでは、購入取引先や組立・加工協力会社を含めた生産活動全体で環境負荷の低減を図り、グリーン製品の開発につなげたいと考えています。取引先とのコミュニケーションを推進し、製品に組み込む部品・材料や製造プロセスにおいても、品質、コスト、納期に加えて環境保全の視点を取り入れるため、2002年度より「アドバンテストグリーン調達ガイドライン」を策定し、運用しています。
取引先からいただいた環境情報は、データベース化し、製品環境アセスメントと連携して、「環境に配慮した製品づくり」を推進しています。
- アドバンテストグリーン調達ガイドライン(PDF: 169KB)
グリーン調達基本原則
グリーン調達における部品登録
部品登録については、取引先のご協力をいただき、調達部材の環境調査を実施しています。環境に負荷を与える恐れのある化学物質などを調査し、環境負荷低減の点で、より優れた調達部材を優先的に採用しています。
アドバンテストにおける禁止・制限物質規定
アドバンテスト・グループでは、製品への含有を禁止・制限する化学物質と規定を定め、運用しています。
この禁止・制限物質は、 IEC 62474に準拠し、定めています。
取引先の有害物質含有調査について
環境調査票の説明会
アドバンテスト・グループは、2011年7月のRoHS指令の改正、 および電気・電子関連の法令追加にともない、有害物質含有調査票の改訂を実施しました。取引先より正確な調査票を迅速に提出していただくために、調査票の内容および書き方の説明会を実施し、約100名に参加いただきました。その結果、取引先の協力のもと、部品審査終了までの期間を20%以上短縮できました。取引先からは、「有害物質含有調査票について理解を深めることができた」、「記入例に沿っての説明がわかりやすかった」などのご意見とともに、提出方法などについての改善提案などをいただきました。当社グループではこれらのご意見に基づき、さらに環境調査に協力いただけるシステムの構築を目指します。