資源循環 資源循環

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基本方針

アドバンテスト・グループは、資源循環型社会を目指し、3R(Reduce:発生抑制、Reuse:再使用、Recycle:再資源化)を推進します。
また、2009年度より継続している部品分別の取り組みを強化し、コンプライアンスを徹底したうえで、排出物の有価物化に努めるとともに、事業活動で排出される廃棄物を適正に管理・処理します。

廃棄物発生量/リサイクル率推移

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社員食堂のエコ・リサイクル

アドバンテスト群馬R&Dセンタでは、社員食堂で発生した残飯を活用したエコ・リサイクルを推進しています。社員食堂で発生した残飯は、コンポストに加工しています。コンポストは、事業所内の自社農園で有効利用するとともに、社員へ無償で配付しています。自社農園で採れた野菜は、社員食堂の食材に利用し、社員に提供しています。また、廃食用油は、リサイクル業者でバイオ・ディーゼル燃料に加工・再生されます。

エコ・リサイクル

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反社会的勢力排除に関する覚書を廃棄物処理業者と締結

東京都をはじめ各地方自治体が暴力団排除条例を制定し、同条例に基づき、各企業には「取引先が反社会的勢力と判明した場合には契約を解除できる」ことを書面で定める旨の努力義務が課されています。

また、経団連も、企業行動の総点検の要請という形で、反社会的勢力の排除の一つとして上記の書面を締結することを推奨しています。

アドバンテスト・グループでは、暴力団排除条例の遵守および経団連の推奨への遵守の観点から、取引しているすべての廃棄物処理委託業者と「取引先が反社会的勢力と判明した場合には契約を解除できる」旨の覚書を締結し、コンプライアンスを行使しています。

納入梱包の改善による廃棄物削減

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梱包材(改善前)

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梱包材(改善後)

当社グループは、製品に使用するケーブルを海外からも購入しています。
従来、品質保証を考慮し、ケーブルはダンボール箱に300本単位で納入されていました。しかし、実際はダンボール内の緩衝材が多く、空き領域がありました。ダンボール一箱あたりに収めるケーブル数を増やすことができれば、梱包材の使用量削減に加え、運送費や保管場所面積の削減にもつながります。
そこで、取引先と共同で梱包改善に取り組み、改めて積み重ね試験・落下試験を行い、耐久性・品質保持に問題がないことを確認しました。

これにより、2012年11月よりダンボール一箱あたりに収めるケーブル数を300本から500本に変更しました。さらに、緩衝材をセロハンテープでとめる箇所を8ヶ所から2ヶ所に変更し、開梱工数も削減しました。

水資源の有効利用

当社グループの生産工程は、組立・調整・検査が中心であり、水資源の利用量は、製造業種としては多くありません。水資源の使用用途は、空調設備の運転や厨房用水、トイレ洗浄・飲料用水が大部分を占めています。主要事業所では、工業用水を有効利用しています。トイレの洗浄水の他、屋上に設置したスプリンクラーにより、夏季節電期間中に散水を行っています。
引き続き、社員一人ひとりが節水に努めるのはもちろんのこと、水資源の有効利用に努めていきます。

用水使用量/排水量の推移

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