社会貢献活動 社会貢献活動

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社会貢献活動の推進

社会貢献活動の考え方

アドバンテストは、2008年4月に定めたCSR基本方針に掲げる「ステークホルダーを尊重し、社会との調和を図り、持続可能な社会の実現に向けて貢献します」という基本姿勢に基づき、「地球環境保全」「次世代育成」「地域社会活動」の分野を中心に社会貢献活動を行っています。

社会貢献活動にあたって、ステークホルダーの皆様や社会のニーズを追求し、豊かな社会の実現のため、グローバル企業として社会的な責任を果たしていきます。

推進体制

当社はこれまで、国内を中心に各国や地域で、CSR・環境活動の取り組みを推進してきました。しかし、サプライチェーンを通じて、広く社会に貢献する企業として、これまで以上にグローバルなCSR・環境への取り組みが重要性を増しています。今回の統合を契機として、新たな推進体制を設置し、グローバルなCSR・環境活動を展開していきます。

CSR推進体制図
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2011年度の社会貢献活動事例

北九州市響灘埋立地にて、植樹活動に参加

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植樹活動

アドバンテスト・グループは、2012年3月24日、北九州市若松区響町にて開催された「鳥がさえずる緑の回廊植樹会」に参加しました。この催しは、北九州市と地元のNPOが主催する環境保全活動で、響灘埋立地に植樹をして鳥がさえずる緑の回廊をつくり、緑豊かな市民の憩いの場を育てようという主旨で開催されました。

当日は、当社グループ社員とその家族計25人がボランティアとして参加し、約600本の木を植えました。植樹会全体では、約1,500人が参加し、13,000本の植樹が行われました。参加した社員とその家族からは、「家族とともに環境について学ぶよい機会となった。」「たくさんの鳥が訪れる森に成長して欲しい。」などの声が寄せられました。

当社グループでは、今後も、社会や地域、そして地球環境に貢献できる活動に携わっていきます。

仙台市の小学校にて理科特別授業を実施

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理科特別授業

当社グループでは、2012年2月15日に、仙台市立郡山小学校にて、理科特別授業を実施しました。この授業は、子どもたちが科学技術へ興味を抱くきっかけを提供すること、また、東日本大震災からの復興や将来的な発展に寄与することを目的に実施しました。

当日は、同小学校の5年生48名の児童が8グループに分かれ、磁石やエナメル線コイルを使って簡単なスピーカーを手作りしました。各グループには当社社員が講師役として参加し、スピーカーの原理を解説した後、製作を指導しました。児童たちは、自分の手で組み立てたスピーカーから音が出ると、自分や友だちの耳に当てて驚きの声をあげていました。なお、当社グループは、仙台市教育委員会から本活動に対し感謝状を授与されています。

当社グループでは、子どもたちの知的好奇心を育む理科教室や、最近の科学技術を教員各位に紹介するセミナーの開催など、ものづくりという当社の本業を生かした社会貢献活動を継続して実施していきます。

東日本大震災の被災地でボランティア活動を実施

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被災地でのボランティア活動

当社グループでは、2011年5月16日~20日までの5日間、東日本大震災の被災地である仙台市にて、社員55名によるボランティア活動を行いました。

仙台市は、研究・開発拠点であるアドバンテスト研究所、製造拠点である仙台工場が所在する当社と縁の深い地域であり、当社グループでは、社員からボランティアを募り、日頃からお世話になっている地域の復興をお手伝いすることとしました。今回は、仙台市北部津波災害ボランティアセンターに寄せられた要請に基づき、宮城野区岡田地区、蒲生地区の泥出しや瓦礫の撤去、被災を受けた民家内の片付けなどの活動を行いました。側溝に溜まったヘドロの撤去や瓦礫の片付けなどは、初めて行う作業であり、思うように進みませんでしたが、被災者の方からいただいた感謝の言葉が励みになりました。参加者からは、「現地に行って津波の恐ろしさを改めて感じた」、「作業は大変だったけれどやりがいがあった。次の機会にも参加したい」などの声があがりました。

当社グループでは、今後も引き続き、被災地の皆様に貢献できる活動を継続していきます。

Advantest Taiwan Inc.が海岸の清掃活動に参加

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海岸の清掃活動

Advantest Taiwan Inc.(ATI)は、2011年6月5日に行われた台湾新竹市の海岸の清掃活動に参加しました。

これは、新竹市の環境保護局が主催する活動で、海洋資源の保護とゴミの減量によるCO2排出量の削減を目的としています。今回の活動には、ATIの社員とその家族の計20名のほか、約50団体が参加し、朝の8時30分から11時までの2時間30分、海岸のゴミ拾いを行いました。空き缶や紙くずだけでなく、タイヤやオルガンなど、不法投棄されたと思われる大きなゴミもあり、海岸の美しい景観や自然に影響を与えていました。参加者は、強い日差しの中の清掃活動で、びっしょりと汗をかいていましたが、地球環境の保護につながる活動に加わることができたことに、とても満足していました。

ATIでは、今後も自然保護につながる活動に積極的に参加し、社員だけでなく、その家族とともに、環境の大切さを学んでいきたいと考えています。

アメリカにて、住宅修繕と寄付活動を実施

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住宅の修繕活動

Advantest America, Inc. (AAI) は、企業の社会的責任の一環として、Rebuilding Together シリコンバレー支部の活動に協力をしています。Rebuilding Togetherは、低所得者や高齢者、障がい者などが保有する住宅を無償で修繕する、アメリカの有名な非営利団体です。

AAIでは、2011年度にRebuilding Together に1万ドルの寄付を行いました。この寄付金は修繕などに必要な物資の購入費用として使用されます。また、同年10月22日には、AAIとVerigy社のメンバー24名が、ボランティアとして、モービルハウスの修繕活動に参加しました。モービルハウスとは、車輪付きの牽引可能な住宅のことで、安価で購入できる反面、大雨や突風などに対する耐久性に欠け、修繕費用がなく壊れた家に住み続ける人も少なくありません。朝8時から作業は長時間にわたり、体力的にも厳しいものでしたが、ボランティア全員が力を合わせ、当日中にすべての修繕を完了しました。住宅はきれいに生まれ変わり、所有者とその家族の方々にとても喜んでいただきました。

AAIでは引き続き、社会貢献活動に積極的に取り組んでいきます。