コンプライアンス コンプライアンス

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コンプライアンスの考え方

基本方針

アドバンテストは、企業の持続性には、社員一人ひとりが高い倫理観を持って社会的責任を遂行し、ステークホルダーからの信用・信頼を得ることが最も重要であると考えています。この考えに基づき、経営、業務執行の基本方針として「The ADVANTEST Way」(経営理念「先端技術を先端で支える」、行動指針「本質を究める」、「CSR基本方針」)を定め、さらに社員の具体的な行動の指針として「行動規範」を示すことで、倫理意識の向上に努めています。

コンプライアンス体制

社員が日々の業務のなかで、「The ADVANTEST Way & 行動規範」に違反・矛盾を感じる問題などが起こった場合、まずは所属長、さらに必要に応じて関係部署に報告・相談するよう徹底していますが、所属長や関係部署に相談しにくい場合の窓口として、2006年より「企業倫理ヘルプライン」を設置しています。設置後6年が経過し、さまざまな投書が寄せられましたが、相談者のプライバシーを厳守することを約束したうえで、経営幹部や社外弁護士を含む行動規範委員会に報告し、解決を図ってきました。これからもアドバンテストの健全性を保つため、寄せられた投書には真摯に対応していきます。なお、2011年7月にアドバンテスト・グループに加わったVerigy社の社員も含め、国内外のグループ社員全員にこの制度を適用しています。

報告窓口
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コンプライアンス推進体制
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コンプライアンス教育

アドバンテストでは、従来より全グループ社員への冊子「The ADVANTEST Way & 行動規範」(日本語・英語・中国語版を用意)配布と社員の遵守合意の実施、企業倫理ヘルプラインの常設によって、問題の未然防止、発生時の速やかな発見と解決を図ってきました。しかし、事業の海外展開の進展に加え、2011年7月にはVerigyグループの社員が加わったことによって、各国ごとに異なる各種法令をよく理解したうえで、グループ全体のコンプライアンスに対する注意をさらに喚起し、ワールドワイドでの法令遵守徹底を図る必要性が高まりました。

このような状況の変化を受け、まず、Verigy社の社員に関しては、2012年4月の完全統合に先駆けて、2月に「The ADVANTEST Way」を全員に配布し、内容をよく理解したうえで全員の遵守合意を得ました。加えて、2012年度は、法務部門や各地域に配置したグローバル監査チームとの連携をさらに強め、各国法令に関する啓蒙や、監査を通しての遵守活動の強化を進めていきます。また、グループ社員全員に対する、定期的なeラーニング教育実施の検討も進めていきます。